糖質がお口の中へ及ぼす影響
桜川歯科医院スタッフによる手作り新聞「ひよこめ〜る」より、
今日は、糖質がお口の中へ及ぼす影響についてお話しします。
みなさんは、こんな症状はありませんか?
・歯磨きを丁寧にしていても虫歯になりやすい
・お口の中がネバネバしている
・歯ぐき・お口の中の粘膜が真っ赤になっている
・歯ぐきに傷がつきやすい
これらの症状は、歯磨きを丁寧にし、お口の中をきれいにするだけでは中々改善されません。
原因の一つに、
糖質の摂りすぎ
が、考えられます。
糖質のなかには砂糖がありますが、砂糖は1日のエネルギー量の5% (25g)に抑えることが望ましいとWHOで定められています。
砂糖25gとは
・ティースプーン5杯分
・ショートケーキ1個分
・おまんじゅう1個分です。
また調味料にも糖質が多く含まれているので、濃い味付けになりすぎないように気をつけましょう。
糖質を取りすぎてしまうと
- 歯垢(プラーク)の量が変化し、ネバネバが増し、歯磨きだけでは落ちにくくなります。
- 毛細血管が高血糖状態により、循環障害を引き起こすため歯ぐき・お口の中の粘膜が真っ赤になります。
- 糖質がカビ・菌の餌になるので、カビ・菌が増えカンジダ症になるリスクが高くなります。
炭水化物も糖質になるので取りすぎに注意しましょう。
ただ、極端におやつなどを食べないようにするなどで、逆にストレスを感じてしまうこともあります。
甘いおやつを全く食べないのではなく、食べる量や時間に気をつけ、食べた後は必ず歯磨きをしましょう。
※おススメのおやつ・・・ナッツ類・りんご・するめ・ヨーグルト(無糖)
また食べもので歯茎の色が変わります。
糖質中心の食事を改善すると、歯ぐきの色が真っ赤からきれいなピンク色(毛細血管がきれいに見える)変わっていきます。
見た目の美しさにもつながりますね!
「もしかしたら、糖質多めかも?」と心当たりのある方は、食べたものを書き留めておいて栄養素別にチェックしてみましょう。