ひとの「顔」について

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「ピヨコの歯っぴぃ情報録」

今回は、顔について。あまり考えたことがないですね。

『顔の機能とは』

(成田令博著「人にとって顔とは」より )

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜生理学の本を開いてみても、これまた、顔の機能という項目は見当たらないのが普通である。それは、顔には全く構造や機能の異なった臓器や組織が、それぞれ、ほぼ独立した形で存在しているからである。したがって一般に、これらを総合して顔の機能とはいわずに細分されて、目の機能、鼻の機能、あるいは口の機能などとして分けて考えられている。

また目は物を見る視覚器として、鼻は匂いを感じ分ける嗅覚器と呼吸器としての機能を有しているが、これらの感覚は、口の機能の一つである味覚も同様に、食物を味わうだけでなく、外界の刺激や異物の侵入を有害か無害かに感じ分け、自らを守る機能も併せもっている。

そして、これらの器官が、中枢である脳に近い顔面に集中していることは、これらが生命維持の機構上、いかに重要な場を与えられているかが窺えるが、反面、なぜ最も大切な組織が最も危険な前面に、いずれも鼻の差で、しかもほぼ無防備な形で並列に集中しているのであろうかと考えざるを得ない。

また顔は、生理学的機能ばかりでなく、人のみが可能な情緒表現の場でもある。それは、言葉による表現をはるかに超えた心身相関の反応によって、喜怒哀楽の心情が自然と顔に表出されるのである。母親が、まだ口もきけない幼い我が子の表情一つから、小さな体内に生じる身体的変化、情緒的変化を的確に読みとり、誤りなく対処しているのは、その最たるものではないだろうか。「愛さえあれば言葉はいらない」という言葉があるように、心が顔に表れ、また顔が心を語っているのである。

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<のんびりピヨコの一口コメント>

以前、聴き方のワークを体験したことがあります。

AさんとBさんの2人一組になり、Aさんは自分の嬉しかったり楽しかったことを1分間話し続けてもらい、BさんはAさんの話を何もいわずに聞くというもの。

1回目は、BさんはAさんの話など上の空といった感じで携帯をいじったり自分のやりたいようにしている。

2回目は、あなたの話に興味がありますと言った表情やうなずくなどしながら話を聴く、といった内容のもの。

表情や態度は、言葉以上に相手を喜ばせたり、傷つけたりすることを体験し学びました。

視線や表情は出会った瞬間に、一番最初に目がいくところですし、第一印象の決め手ともなるところでもあるので、人間関係を構築する上でとても大事です。

ひとにとって顔とは、「情報の入り口で、感情の出口」

かな?‼︎

みなさんは、ひとにとっての顔をどのように考えますか?

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