子供に広がる体の異変
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「ピヨコの歯っぴぃ情報録」
子供に広がる体の異変(日刊ゲンダイ 2016年10月20日より)
現代の子供達に身体的な“異変”が起こっていると言われています。
日本小児歯科学会の調査によると
1本以上の永久歯が生えてこない子供は10%以上にもなり、
東京にある八重洲歯科クリニックの木村院長は、数年前から、
「子供の歯が生えかわらない」という相談を受けることが増えたと語ります。
このような症状になる理由として
「埋伏歯」という、永久歯が歯茎の中で止まっている場合と
「先天生欠損歯」といって、乳歯の下にあるべき永久歯の卵がない場合が考えられますが
最近では、後者に該当する子が増えているそうです。
特に表れやすいのが、「第二小臼歯」で、
しかも、片側だけが欠損していることが多く、
上下左右の噛み合わせが悪くなるために、顎関節を痛めてしまい、
勉強や仕事に集中できなくなってしまう程にストレスを生じさせます。
「先天生欠損歯」の原因としては、
妊娠時の栄養不良や服薬の副作用が考えられますが、
明確にされていない部分も多いそうです。
先天性の欠損があると、乳歯喪失後の歯並びや噛み合わせに問題が起き、
10代でブリッジやインプラント
部分入れ歯となってしまうケースまであるそうです。
<のんびりぴよこの一口コメント>
原因がはっきりとしていないということから
予防という手段を講じることはできませんが、
子供の成長の様子で何か異変を感じたら
まずは、専門家の方に診てもらうことが大切です。
上記のような「片側だけの欠損歯」の影響は体全体にまで及び、
放置すると、ずっと辛い症状に悩まされることになるそうなので、
早めに気づいて対処してあげたいですね!
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