哺乳瓶むし歯
こんばんは。ピヨコです。
「あっ、はじめての歯が生えてきた!うれしい!」
はじめて生えた乳歯は、パパ・ママにとっては我が子の成長の証!!!
とってもうれしいものです。
でも、ちょっと待ってください。赤ちゃんの乳歯について、パパ・ママは、どこまでご存知でしょうか?
「どうせ大きくなったら、永久歯が生えてくるから、大丈夫。」
とお考えでしたら、た~いへん!
乳歯は、その後に生えてくる永久歯の一生を左右する大事な大事な歯なのです。
乳歯は、『永久歯の母親』といっても過言ではありません。
でも、残念なことに乳歯は、歯の質が弱いので、あっというまにむし歯が大きくなって、歯の根まで悪くなってしまいます。
パパ・ママが、けっこうやりがちなのは“哺乳瓶”。
●寝るときにくわえっぱなしにさせていませんか?
●グズッた時に、いつも持たせていませんか?
●乳酸飲料、ジュース、イオン飲料などを、入れて飲ませていませんか?
ドキッとされた方、けっこういらっしゃると思います。
実は、<哺乳瓶むし歯>といって、歯が生えてから哺乳瓶でミルクをはじめ砂糖の入った飲み物を飲み続けたことで、生えたばかりの前歯に独特なむし歯ができます。
人間の体って不思議です。
なぜなら、乳歯が虫歯になって根のほうまで侵されてしまっていると、永久歯がいやがって、他の方向へ逃げていったり、歯並びの悪い状態で永久歯が生えてきてしまうのですから。
特に、唾液の分泌の少ない就寝中はむし歯になりやすいので、くわえっぱなしにさせていたり、寝る前のミルクや、果汁やお砂糖の入ったの飲み物を飲む習慣が残っていると、あっというまに虫歯になってしまいますので、気をつけてあげてくださいね!
乳歯は永久歯のママですよ!
歯が生えたら、哺乳瓶→ストロー→コップへ。
最初はこぼしたり、汚してしまうのはあたりまえ!
この練習が子どもの能力を発達させていくことになります。
叱らないで、気長に楽しんでつきあってあげましょう^^
寝るときに欲しがるときは、ミルクやジュースではなく、白湯やお茶にしてみてはいかがでしょう。
赤ちゃんの歯を守るのは、パパ・ママです。
が、育児って、はっきりいって体力要ります!疲れます!ストレスたまります!
ですから、歯が生えたらお近くの歯医者さんをどんどん活用してください!
歯医者さんは、治療するだけの所じゃありません。
かわいいお子さんの大切な歯を、むし歯から守るお手伝いをします。
本来ならば、そこからが歯医者さんや歯科衛生士さんのお仕事なのです。
ひとりで背負い込まないで、いつでもご相談ください。
それでは、あしたも 歯っぴ~な一日になりますように^^
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